3〜5人のクラウドPBX比較:端末数と同時通話数から選ぶ
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3〜5人で代表電話を受けるなら、社員数、使う端末数、同時に外線通話する数を分けて見積もりましょう。5人の会社でも代表電話を受けるのが3人なら、必要な構成は「5人分」とは限りません。一方、3人がスマホと卓上電話を使えば、端末数は3台を超えます。
クラウドPBXは、誰に着信させ、出られないときにどう処理するかまで決めると選びやすくなります。この記事では2026年10月8日の03plusとナイセンクラウドの公開条件を参考に、少人数の見積もりと試用の進め方を整理します。
人数・端末・同時通話を別の欄へ記入する
IDや内線は、利用者や端末を識別するための単位です。チャネルは同時に通話できる数に関係します。製品によって契約上の数え方が違うため、同じ用語でも料金表の定義を確認してください。
ナイセンクラウドでは、内線として使う端末数と同時通話の回線条件を分けて案内しています。複数人が一つの代表番号を使えることと、全員が同時に外線通話できることは別です。ナイセンクラウドの料金・回線構成
| 架空の5人会社 | 必要数 | 理由 |
|---|---|---|
| 代表電話を受ける担当 | 3人 | 代表・営業・事務が受電 |
| 使用する端末 | 4台 | スマホ3台と事務所の電話1台 |
| 同時外線通話 | 2通話を想定 | 受電中に別担当が発信する |
| 公開する代表番号 | 1番号 | 窓口を一つにする |
このように記入すれば、見積先へ「社員は5人です」だけで伝えるより、必要な構成が明確になります。
基本料に番号・回線・アプリを加える
ナイセンクラウドの公開料金では、3〜5内線の基本料は月額10,000円、初期費用は10,000円で、いずれも税抜です。電話回線や番号の構成、スマホ用アプリなどの費用も別途確認します。基本料だけの年額は120,000円ですが、それが最終的な年間支出ではありません。ナイセンクラウドの料金
03plusは基本IDに追加IDや必要なオプションを組み合わせる構成です。公式料金には決済額の5%の事務手数料があり、支払方法による追加費用も示されています。各社を同じ人数で比べる際は、こうした費用を含めます。03plusの料金
見積書は「基本契約」「追加端末」「電話番号」「同時通話」「アプリ」「通話料」「録音などの機能」「手数料」の順に分けます。録音を使わないなら比較から外し、必要なら保存時間や取り出し方法も条件へ加えてください。
3IDと5IDで見積もる場合も、片方だけかけ放題や録音を含めると比較できません。同じ通話量、同じ支払方法、同じ契約期間にそろえます。税抜・税込を統一し、端末を増やす月の課金も確認しましょう。
一斉着信と順番着信を働き方に合わせる
一斉着信は複数の端末を呼び出し、出られる人が応答する形です。誰かが対応しやすい反面、全員の作業を中断したり、誰が出たか分かりにくくなったりする場合があります。順番に呼び出す方法では、最初の担当が不在だと相手の待ち時間が増えることがあります。
架空の制作会社なら、通常は事務担当を呼び、一定時間応答がなければ営業、全員不在なら留守電という構成が考えられます。ただし、実際に設定できる呼出方法、呼出秒数、曜日別の処理は候補製品で確認が必要です。
試用では着信音が鳴るかだけでなく、一人が応答した後に他の端末がどう表示されるかを確認します。別の人が不在着信と思って折り返すと、相手へ二重に連絡してしまうためです。共有の履歴や担当記録を使う場合は、誰が追記するかも決めます。
保留・転送・内線を一つの電話で試す
代表電話の試用では、外線着信、保留、担当者への確認、外線の引継ぎまでを一続きで行います。自分たちが管理する電話からテストし、本番の顧客を練習相手にしないようにします。
| 試す場面 | 確認する結果 | 運用で決めること |
|---|---|---|
| 外線を保留 | 相手に聞こえる音、無音時間 | 保留が長いときの声かけ |
| 担当者へ内線 | 外線相手に会話が聞こえない | 引継ぎ前に伝える情報 |
| 担当者が不在 | 元の担当へ戻せるか | 折り返し受付へ切り替える |
| 二つの外線が重なる | 2件目の呼出し・話中処理 | 誰が2件目を受けるか |
| 通話中の通信断 | 履歴や復旧後の状態 | 代替番号からの連絡方法 |
スマホで使うなら、画面ロック中、外出先、通知制限中も確認します。音質や通信の安定性は、同じサービスでも端末やネットワークで変わります。03plusも通信環境による品質への影響を案内しています。03plusの重要事項
メンバー交代時に番号と記録を会社へ残す
個人のスマホへ仕事用アプリを入れる場合は、退職や担当変更時の処理を決めておきます。IDの無効化、アプリの利用停止、連絡先や録音の扱い、通知先の変更を一つのチェックリストにしてください。
会社の代表番号を個人のメールアドレスだけで契約すると、その人が不在のときに管理できなくなる場合があります。契約者、管理者、請求先を会社で把握し、管理者の交代方法も候補サービスで確認します。
録音や電話帳を利用する場合は、必要な担当者だけが見られる構成にします。人数が少ないからといって全員へ契約変更権限を渡す必要はありません。普段の受発信と、ユーザー追加・削除や支払方法の変更を分けられるかが確認点です。
端末を紛失した場合も、管理者が該当IDを止められるようにしておきます。日常の通話手順と同時に、使えなくなったときの連絡先を準備しましょう。
見積条件と採用基準をそろえる
最後に、必要番号数、端末数、同時外線数、着信順、時間外対応、通話量、録音の有無をまとめます。候補ごとに同じ条件を示し、初年度と更新年の総額を確認します。
採用基準は「全員のスマホが鳴る」だけではありません。必要な同時通話ができ、担当者へ引き継げ、不在時に用件を残せ、管理者がメンバーを外せることまで含めます。初月は実際の受電件数と話中になった回数を記録し、必要があればチャネルや着信順を見直してください。
1人用の番号を選ぶ段階なら、仕事用電話の選び方から必要な番号種別を決めます。代表電話を複数人へ広げるときは、人数と端末と同時通話を分けることが、過不足の少ない構成につながります。