AI・自動化

少人数のAI議事録比較:Notta・Google Meet・Teamsを選ぶ基準

Notta・Google Meet・TeamsのAI議事録を比較。無料枠の1回上限、ライセンス、誤った決定事項を見つける採点表から選び方を説明します。
この記事の内容
  1. 会議の場所・開催者・保存先で候補を絞る
  2. Nottaは月間分数と1回の上限を分けて見る
  3. Google Meet・Teamsは、既存契約の名前だけで判断しない
  4. 30分の同じ会議で確かめるための採点表
  5. 文字起こしの量ではなく、人の確認負担を測る
  6. 試用では共有と削除まで確認する
  7. 関連記事

少人数のAI議事録は、最初に「普段の会議で使えるか」と「確認する人が無理なく直せるか」を見ます。日本語に対応していることだけでは、顧客名、金額、担当者、未決事項を正しく整理できるとは判断できません。

Nottaのような議事録サービスを追加する方法と、Google MeetやMicrosoft TeamsのAI機能を使う方法があります。既存契約と会議の開催方法を確認し、不足がある場合に追加契約を検討しましょう。公開仕様は2026年10月8日確認で、ここでは音声認識の精度順位を付けていません。

会議の場所・開催者・保存先で候補を絞る

議事録を作りたい会議が自社開催とは限りません。顧客が用意した会議へ参加する場合や、対面で打合せをする場合には、使える録音・記録方法が変わります。

主な会議先に確認すること候補の考え方
自社のGoogle Meet対象プランと管理者設定内蔵の自動メモを確認
自社のTeamsTeamsと要約のライセンス内蔵要約の利用条件を確認
顧客ごとに会議アプリが違う外部参加・録音の可否追加サービスの対応方法を確認
対面や音声ファイル録音方法と取込条件ファイルを扱える手段を確認

どの方法でも、会議参加者への説明、録音・文字起こしの扱い、生成した議事録の共有先を決めます。単にボタンが押せるから利用してよい、という判断にはしません。顧客との契約や会議の性質に応じた確認が必要です。

Nottaは月間分数と1回の上限を分けて見る

Nottaのフリーは月120分でも、1回の文字起こしは3分までという制限があります。30分会議を月4回開くから120分で収まる、という計算だけでは選べません。

日本語料金ページのプレミアムは、年払い総額14,220円・税込、月額換算1,185円です。文字起こしは月1,800分、1回5時間までという表示です。ファイルの取込回数やAI要約の回数も、文字起こし分数とは別に確認します。Notta公式料金

計算例として、30分会議が月8回なら録音時間は240分です。この量だけならプレミアムの公開分数内ですが、実際には会議以外の録音、再取込、要約回数なども合計します。年間契約額を8回×12か月で割ると1会議あたり約148円ですが、これは契約をその頻度で1年間使った場合の費用配賦であり、1回148円で購入する料金ではありません。

少人数でも、誰か1人が記録する契約と、複数人が共同管理する契約は別に考えてください。

Google Meet・Teamsは、既存契約の名前だけで判断しない

Google Meetの「自動メモ生成」は、対象となるGoogle WorkspaceエディションまたはGoogle AIプランが必要です。日本語は対応言語として案内されていますが、会議中に複数の言語を混ぜる場合の条件も確認します。Google Meetの自動メモ生成

Microsoft Teamsのインテリジェント要約は、Teamsの利用条件に加え、Teams PremiumまたはMicrosoft Copilotなど、必要なライセンスが示されています。音声要約などは条件が異なるため、「Teamsを契約しているから全部使える」とは考えないでください。Microsoftの要約ライセンス説明

追加料金を比べる際は、会社が既に払っている料金と、新たに必要な料金を分けます。会議記録のためだけに上位プランへ変える場合は、変更対象の人数や他の機能への影響まで含めます。使わない人の分まで上位プランになるなら、単独の議事録サービスを追加する方が合う可能性もあります。

30分の同じ会議で確かめるための採点表

日本語の実用性を比べるなら、同じ会議内容を使います。顧客の秘密を含む録音より、架空の案件を話した自作音声から始める方が扱いやすくなります。録音や取込方法は各製品の利用条件に従ってください。

架空会議の例として、「見積額は12万円で確定」「納品日はまだ未決定」「担当は田中」「次回までに見本を2点準備する」を入れます。先に正解を作り、生成された文章と照合します。

採点項目確認する誤り評価の例
固有名詞顧客名・商品名の取違え正しい/修正が必要
数字12万円が20万円になる正しい/重大な誤り
決定状態未決の納期を確定と書く区別できる/できない
担当と期限宿題が別の人へ割り当たる正しい/確認が必要
根拠確認元発言へ戻れるか戻れる/探す手間が大きい

合計点だけで選ぶより、重大な誤りを別枠にします。表現がきれいでも、未決の金額や納期を約束した形に変えてしまうなら、顧客へそのまま送れません。

文字起こしの量ではなく、人の確認負担を測る

AI議事録には、全文を読む用途と、決定事項だけを共有する用途があります。全文が長く残るほど便利とは限らず、毎回確認しきれない量になることもあります。

確認時間を測る際は、生成完了までの待ち時間だけでなく、数字の照合、宿題の修正、不要な発言の削除、共有先の確認を含めます。例えば「生成後の修正が5分で済んだ」という結果を得たいなら、何を確認した5分なのかを記録する必要があります。本記事ではその時間を実測していません。

少人数では、1人が全会議を確認することもあります。議事録の形式を「決定したこと」「未決のこと」「担当・期限」の3つに固定すると、読む側も確認しやすくなります。法的な証拠や厳密な逐語録が必要な場面は、通常の要約とは別の要件として扱います。

試用では共有と削除まで確認する

記録が作れた後は、誰が読めるかを確認します。自社メンバー向けの議事録と顧客へ渡す議事録では、必要な情報の範囲が異なります。参加者全員へ自動で共有される設定がないか、共有リンクを後から止められるかも確認してください。

また、音声、文字起こし、要約の保存先や保持設定を分けて把握します。アプリから表示が消えることと、契約上の保存条件は別なので、機密性の高い会議では各社のデータ取扱いも確認します。

導入の順序は、既存会議アプリの対象機能を確認し、足りなければ追加サービスを候補にし、同じ架空会議で確認負担を比べることです。月の会議分数だけで選ばず、開催方法・必要ライセンス・人の最終確認まで通る方法を選んでください。

全員のAI契約を見直す場合は、1人・3人・5人のAI契約比較で最低席数と既存機能を整理してください。

関連記事

情報の確認について

料金・機能は記事内に記載した確認時点の情報です。申し込み前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。

主な情報の確認日:2026.10.08

編集方針・情報の確認方法 →