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ネットショップの手数料を総額比較:無料プランと有料プランの分岐点

ネットショップの月額と決済手数料を同じ式で比較。BASEの注文単価別分岐点、通常Webとアプリの違い、STORES・Shopifyの比較条件を示します。
この記事の内容
  1. 比較する費用を一つの式へそろえる
  2. BASEは注文経路と契約期間をそろえる
  3. 平均5,000円なら何件で逆転するかを計算する
  4. 注文単価が変わると分岐点も変わる
  5. STORES・Shopifyは決済方法と追加費用を合わせる
  6. 一か月の最高売上より通常月と年間で判断する
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ネットショップの無料プランと有料プランは、月額だけでなく、決済対象額、注文件数、決済方法をそろえて比較します。固定の手数料がある場合、同じ月商でも注文単価によって有利な条件が変わります。

ここではBASEの公表料金を使って計算方法を示し、STORES・Shopifyを比較するときの入力条件も整理します。料金確認日は2026年10月8日です。原価や広告費を含む利益計算とは分けて考えてください。

比較する費用を一つの式へそろえる

基本の式は「月額固定費+決済対象額×料率+注文件数×固定手数料+その他の費用」です。送料が決済対象に含まれるか、返金された注文をどう扱うかは、各社の規定に従います。

入力する値仮の例注意点
月の決済対象額300,000円商品売上だけか総決済額かを統一
注文件数60件取消を含むか確認
平均対象額5,000円300,000円÷60件
決済方法通常のカード別の決済手段を混ぜない
注文経路自社Webショップアプリ経由と分ける

月商だけでは、固定額の手数料を計算できません。決済記録がある場合は、実際の件数を使います。

BASEは注文経路と契約期間をそろえる

BASEスタンダードの通常Web注文・基本カード条件は6.6%+40円です。グロースは年払いで月額換算16,580円、通常Web注文の基本決済手数料2.9%という構成です。グロースの年額198,960円は税込表示です。BASE公式料金

PAY IDアプリ経由の注文や、一部の決済方法には別条件があります。以下はその注文を含めない、指定条件だけの計算です。税・端数処理・適用条件は公式の申込内容で確認してください。

グロースの月払いは19,980円で、年払いの月額換算とは違います。年払いの計算上有利でも、月ごとの売上が安定していない場合は、一年分の契約条件も判断に含めます。

平均5,000円なら何件で逆転するかを計算する

平均決済対象額5,000円の場合、スタンダードは一注文370円、グロースの変動部分は145円です。差は225円なので、年払いの月額換算16,580円を225円で割ると約73.7件です。

したがって、この条件では月74件以上を基準に、月額換算の比較でグロースが下回る計算になります。端数処理、その他の費用、対象外の注文経路は含めていません。

月の注文数決済対象額スタンダード試算グロース試算・年払い換算
20件100,000円7,400円19,480円
60件300,000円22,200円25,280円
75件375,000円27,750円27,455円
100件500,000円37,000円31,080円

75件では差額295円と小さいため、料金差だけで年払いを急ぐ必要はありません。追加機能や契約の継続見込みも考慮します。

注文単価が変わると分岐点も変わる

固定40円の影響は、単価が低いほど大きくなります。同じ条件の差額は「対象額の3.7%+40円」です。

一注文の対象額一注文あたりの差16,580円を回収する注文数の目安
1,000円77円216件
5,000円225円74件
10,000円410円41件

これは必要な集客件数の予測ではありません。実際の注文構成を入れて、どのプランが支払い上合うかを計算する表です。商品価格や送料が混在する場合は、平均だけでなく決済明細の合計で確かめると精度が上がります。

STORES・Shopifyは決済方法と追加費用を合わせる

STORESは無料と有料で決済手数料が異なり、料率に「〜」という条件があります。採用予定の決済方法に当てはめて比較してください。STORES公式料金

Shopifyはプラン料金に加え、Shopify Paymentsの利用、外部決済サービス、必要アプリなどで費用が変わります。表示された最小料率だけをBASEの全注文と比べないようにします。Shopify公式料金

振込費用、アプリ、テーマ、外注保守も別行にします。必要な機能が無料で使えない場合は、純粋な手数料だけで選ぶと実際の予算からずれます。

一か月の最高売上より通常月と年間で判断する

繁忙月だけ分岐点を超えても、年払いが有利とは限りません。直近の通常月、少ない月、繁忙月の記録を使い、年間の決済対象額と件数で比較します。

今後の売上を置く場合は、実績と仮定を分けます。「有料にすれば売上が増える」と計算に入れず、現在の注文構成でも払えるかを確認してください。

手数料が近い場合は、受注・出荷・返品を含むショップの選び方で運用を比較します。費用の分岐点は判断材料の一つであり、作業が続く構成と合わせて選ぶことが大切です。

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