給与・勤怠

5人以下の勤怠管理比較:HRMOS・ジョブカン・KING OF TIMEの選び方

5人以下の勤怠管理をHRMOS・ジョブカン・KING OF TIMEで比較。無料枠、打刻漏れ、給与への受渡しから、自社に合う候補と試用条件を絞ります。
この記事の内容
  1. 無料で始めるか、一体運用を優先するか
  2. 無料枠と有料の最低料金を区別する
  3. 打刻方法は「使う場所」と「私物端末の可否」で決める
  4. 打刻漏れを直せるかが、月末の手間を左右する
  5. 給与へ渡す時間・社員番号・締日を照合する
  6. 5営業日分の小さな試用で契約候補を決める
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5人以下の職場の勤怠管理は、無料プランから検討できます。ただし、出退勤を打刻できることと、給与計算に使える勤怠を確定できることは別です。打刻漏れの修正、休暇の記録、締日後の出力まで確認して選びましょう。

HRMOS勤怠、ジョブカン勤怠管理、KING OF TIMEは、料金の組み立てが異なります。ここでは2026年10月8日の公式情報を基に候補を整理し、導入前に自分で確かめる項目を示します。実機を使った操作性ランキングではありません。

無料で始めるか、一体運用を優先するか

最初の候補は、今の困りごとから選びます。記録を紙から移したいだけなのか、シフトや申請をまとめたいのか、給与計算まで変えたいのかで、必要な契約が変わります。

今の課題先に見る候補・条件見送る理由になり得るもの
基本的な勤怠記録を無料で始めたいHRMOSの無料範囲、ジョブカン無料版の制限必要な出力・申請が範囲外
シフトや休暇の機能を選んで使いたいジョブカンの機能組合せ最低料金を含めた総額が合わない
勤怠から人事・給与までまとめたいKING OF TIMEの対応範囲既存給与との運用を変える負担
現在の給与ソフトを変えたくない各候補のCSV・連携条件社員番号や時間項目が合わない

候補を1社に決め打ちするより、必要条件に合う2つへ絞る方が比較しやすくなります。給与を外注している場合は、外注先が受け取れる形式を先に聞いておくと、後から集計し直す事態を避けられます。

無料枠と有料の最低料金を区別する

HRMOS勤怠は登録人数30人以下の無料枠を設けています。一部オプションは対象外で、有料には最低料金があります。5人以下というだけで、すべての有給・申請・シフト機能が無料になるわけではありません。HRMOS公式料金

ジョブカン勤怠管理は無料プランに機能制限があり、有料は選択機能に応じて1人月200〜500円・税抜、最低月額2,000円です。3人で200円の機能を使う場合でも、月額600円にはなりません。ジョブカン公式料金

KING OF TIMEは1人月300円の料金体系を掲示し、勤怠と人事・給与の一体利用を案内しています。専用のレコーダーを買う場合は別途機器費を考えます。KING OF TIME料金

単純な利用料の比較では、無料枠が小規模職場に向く可能性があります。一方で、既存の給与ソフトを整理できるなら一体型の価値が変わります。勤怠だけの月額と、給与まで含む総額は別の表で比べてください。

打刻方法は「使う場所」と「私物端末の可否」で決める

スマホ打刻が便利かどうかは、職場の働き方次第です。外回りがあるなら本人端末から記録できる方法が候補になります。店舗に全員が出勤するなら、共用端末を置く方が説明しやすい場合があります。

ただし、私物スマホの利用を当然の前提にしないことが必要です。端末を持たない人、アプリを入れられない人、勤務場所の通信が不安定な人にも、代替手順を用意します。位置情報を使う場合は、取得の目的と範囲を従業員へ説明します。

KING OF TIMEはPC、モバイル、ICカードなど複数の打刻方法を案内しています。方式に応じて機器や対応環境が異なるため、料金表だけで導入可能とは判断できません。公式の打刻方法

検討時は「朝の開店前、共用端末を起動し、3人が順に打刻する」「外出先で通信できない」といった具体的な場面を決めます。毎日の動作が無理なく続くかを見れば、方式の選択理由が明確になります。

打刻漏れを直せるかが、月末の手間を左右する

勤怠は毎日完全にそろうとは限りません。押し忘れ、休憩の入力漏れ、勤務予定の変更があった時に、本人と管理者のどちらが何をするかを決めておきます。

導入前には、架空の1日分を使って次の流れを確認します。まず退勤の記録がない状態を作り、本人が修正を申請できるかを見ます。次に管理者が理由と修正後の時刻を確認し、承認または差戻しを行う想定にします。最後に締め済みの記録を直した時、給与担当へ変更を伝えられるかを確認します。

修正の場面決めておく運用
当日の打刻漏れ本人が気付いた時点で申告する
管理者が休み代理確認者か翌日の確認方法を決める
月末の未承認給与へ渡す前に一覧で確認する
給与確定後の訂正再計算の要否を給与担当へ伝える

ソフトの機能があるだけでは、運用の期限や責任者は決まりません。少人数では一人の不在が処理停止につながるため、代理の確認方法を用意しておくと役立ちます。

給与へ渡す時間・社員番号・締日を照合する

勤怠を導入する目的が給与集計の省力化なら、CSVを出せるかだけでなく、受け取る給与ソフトと項目が合うかを見ます。

例えば7時間30分は、10進数では7.5時間です。「7.30」と入力すると同じ値にはなりません。時刻、時間、分数のどの形式を使っているかを確認します。社員名だけで照合すると同姓の人や表記変更で迷うため、社員番号もそろえます。

日またぎ、複数回の出退勤、半日の休暇など、自社にある勤務例を2〜3個加えると不足を見つけやすくなります。勤務制度や計算ルールの妥当性は、ソフトの初期設定から決めず、必要に応じて社労士へ確認してください。

連携が使える場合も、訂正後のデータが自動で上書きされるのか、再取込が必要なのかを確認します。毎月の本番処理を一度に変えるより、架空データで受渡しを通してから移す方が判断材料がそろいます。

5営業日分の小さな試用で契約候補を決める

比較に必要なのは、機能一覧の項目を全部試すことではありません。自社の通常勤務と例外が、締め処理まで進むかを確認します。

架空の3人について、通常勤務、打刻漏れ、休暇、予定変更、締め処理の5場面を用意してください。各候補で「入力できた」「管理者が確認できた」「給与へ渡せた」を別々に記録します。入力できても給与へつながらないなら、追加の作業を費用と一緒に評価します。

無料で必要な処理が通るなら、その範囲で始める選択ができます。有料にする理由は、人数が少ないからではなく、必要な機能や一体運用の効果があるからです。現在の給与担当へ渡す形式を確認し、条件に合う2候補から試用を始めてください。

契約費をそろえる方法は1人・3人・5人の料金計算、給与側の選定は給与計算ソフト3製品の比較で整理しています。

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